自動車事故に関するクイズです!
皆様、こんにちは!
今月は自動車事故に関するクイズ(責任割合編)です!!
進路変更車とゼブラゾーンを進行した後続直進車の事故
【状況】
ゼブラゾーンに沿って右折車線に進路変更した車両(B)がゼブラゾーンを走行してきた直進車(A)と衝突した事故です。
ゼブラゾーンとは図のように、道路にしま模様で書かれた部分をいい、車両の走行を誘導するためにあるもので、「道流帯」ともいいます。
B車がご自身としてお考え下さい。
《過失割合》
①B車 30% A車(相手)70%
②B車 50% A車(相手)50%
③B車 70% A車(相手)30%
【解答】
判例では基本過失割合は②になります。
意外と感じた方も多いのではないでしょうか?
【解説】
同一方向に進行中に、進路変更を行った四輪車と後続の直進四輪車が衝突した場合の基本過失割合は
A30%B70%です。
逆と思われている方がほとんどのようです。
しかし、ゼブラゾーンを走行している場合は過失修正が発生する場合があります。
車両の運転者等の意識としては、ゼブラゾーンにみだりに侵入すべきでないと考えるのが一般的であるため、Aに対して10~20%の過失分が上乗せされることがあります。
それでもやはり、直進車の方が判例では優先となっています。
なお、道路交通法ではゼブラゾーンを走行したからといって罰則はありません。
どれだけ安全運転をしていても、思ってもいないところから事故が舞い込んできます。
双方が納得する事故解決だといいのですが主張の食い違い等で、もめる事が多いのも事実です。
そんな時にすっきり解決できるドライブレコーダーは設置されていますでしょうか?
東京海上にもお客様専用のドライブレコーダーがありますので、まだの方は是非お問合せ下さい!!!
2021年12月10日時点のものです。商品改定等により現在と補償内容が異なる場合がございます。